USB接続の記憶装置

USBコネクタに接続できる記憶装置が多くなってきたので簡単にまとめてみました。
調べきれてない部分や、たまに間違った部分もあるとは思いますが何となくで見てください(笑)

【USBの規格】

  • USB1.0、USB1.1 (12Mbps) かなり遅いので、もうあまり使われない(マイクロコンピュータを除く)。
  • USB2.0 (480Mbps) USB3.0が出てしばらくたつので、徐々に使われなくなってきた。
  • USB3.2 Gen1 (5Gbps) または、USB3.0とかUSB 3.1 Gen1 などと表現するらしいのですが統一してほしいものです・・
  • USB3.2 Gen2 (10Gbps) または、USB 3.1 Gen2とかで表現するらしい
  • USB3.2 Gen2x2(20Gbps) または、USB3.2とかで表現するらしい


【USBに接続できる主な記憶装置】
USBに接続してファイルやデータなどを保存できるようにするには、以下のような方法があると思います。
据え置き型や、ポータブル型などさまざまな商品が有ると思いますが今回は、ポータブル型に絞っています。

  • USBメモリ
  • USBにメモリリーダライタを接続してメモリカードを使用
  • ポータブルのSSD、M.2 SSD
  • ポータブルHDD
  • ポータブルDVDドライブ(書き込みができるタイプ)

自作PCなどを組み立てる技術が有る方なら、USB3.0以上に対応したSSDケースを購入して中身をSSDやHDDにして記憶装置とする方法もあると思います。

例)そこそこの速度を望むとき

  SSD/HDDケース USB3.1 Gen2接続ケース(GW2.5FST-SU3.1) + SSD

少し調べただけでも、さまざまな方法がありそうですがこの辺りで止めておきます。

 

【各製品の特長】

  • スピードは気にせず長期保存する必要があり、衝撃に多少弱くても良い時 → ポータブルHDD、据え置きHDD
  • 手軽にそこそこのスピードが必要で短期間保存の場合 → USBメモリ、メモリリーダライタ+メモリカード
  • ある程度のスピード重視で短期間保存、保存容量がたくさん必要なときは → ポータブルSSDUSB3.0以上のSSD対応ケース + 一般的なSSD
  • 熱くなろうが長期保存できなくても、とにかくスピード重視なら → NVMe M.2対応ケース(USB3.2 20Gbpsかつ M.2 SSDの各規格に対応した物)+ M.2 SSD ただしPC本体もUSB3.2 20Gbpsに対応していること。

これから購入するなら、USB3.0以上の規格の物を購入するれば、そこそこのスピードがでるのではないかと思います。
USB3.0の性能を出そうとすれば、当然PCにUSB3.0以上のコネクタ(青色)が装備されている必要が有ります。なければインターフェイスカードで増設する方法もあると思います。


ちなみに一般的には、USB 2.0 は黒または白、USB 3.0 は青色で、3.0以上は、ピンの数が9ピンになります。
う~ん、なぜか自分のPCには、赤いUSBがあります(笑) これは、USB2.0のようです。コネクタのピン数が2.0と同じなので。

 

USBメモリ
試しに通販サイトでUSB3.0規格のメモリを見てみると、
USBメモリ 64GB USB 3.0 SanDisk SDCZ48-064G-JA57」 1300円くらいで100MB/秒以上のスピードが出るようです。
小さいファイルならすぐにコピーできそうです。
おおよそですが記憶容量が増えるとスピードが増える傾向があるようで、容量が128GBの物になると転送速度が420MB/秒とか書いてあります「Transcend USBメモリ 128GB USB 3.1 (最大転送速度420MB/s) TS128GJF910 」。
テストされた方もいらっしゃるようで本当に420MB/秒以上出るようです!
https://blog.mechanicalman.jp/2019/12/25/transcend-usb-jetflash-910-128gb-ts128gjf910-benchmark/

 

【一般的なポータブルSSD
かなり高価な物もあるようですが、自分に手が届きそうな範囲で検索すると「バッファロー SSD-PM240U3A」が5000円くらいで有りました。
速度がどのくらい出るか検索すると、400MB/秒以上出ているようです。
http://blog.gun-g.jp/archives/3915
書き込みも同じくらいの速度が出ているようなので良い環境が構築できればそこそこの性能が有るようです。

 

【NVMe SSD
ちなみにお値段も高くなりますが一般的な物よりもう少し高速な1000MB/秒以上出るような製品(SSD-PH250U3など)もあるようです!

最後にスピード重視のNVMe M.2 SSD・・・と行きたいところですがどうも熱くなるようで、外付けで熱が出る製品は、あまり好きになれないので興味のある方は、「M.2 SSDケース」などで検索されると色々な収納ケースが出てくると思います。

M.2 SSDにもいろいろ規格があるようで、そのM.2の規格に対応していて、かつUSB3.2 (20Gbps)以上のケースを購入して組み合わせれば、かなりの速度が出るのではないでしょうか!?

さらにUSB3.xではなく、Thunderbolt3という規格を使用した製品「Samsung Portable SSD X5」(お値段も5万以上するタイプ有るようです...) は、2800MB/秒以上出るようです。もちろんPC側もThunderbolt3に対応している必要があります。

繰り返しになりますが、
USBメモリSSDは、データを長期保存するには、向かないようです。
「データの自然蒸発」などで検索してしていただければ理解していただけるかと・・・。
実際に数年放置していたら消えたという話も聞いたことがあるので気を付けましょう!
頻繁にコピーするような用途に使用するのなら便利だと思います。
ただ頻繁に使っていても消えるときは消えますが・・・(笑)